【3】SharePoint奮闘記 -方向性の大転換-
先日の手記で課題点として挙げた
①現状ディスカッションを編集できるのは作成者だけなので、引き継がれたスタッフがタスクの状態を変更できるようなトグルを実装する必要がある。
ですが、技術的に不可能であるということが判明しました。
列ごとのアクセスコントロールをSharePointがサポートしていないため、自分で実装しなければならないのですが、そういった機能を持つアドオンが企業から販売されているくらいなので、それを1人で作るのは無理があります。断念。残念。
というわけで、プランの変更を余儀なくされました。
①スタッフ全員にフルコントロール権限を付与する
②タスク管理アプリを使う
①に関しては半分ヤケになって書いてみました。実際には論外ですね。
実質残された選択肢は②だけです。今まで一元化されていたものを2つに分けることになるので他スタッフから賛同が得られるかどうか微妙なところですが、とりあえず実装してみることにします。
何故②がソリューションになるのかというと、引継案件だけを取り扱うアプリであれば全スタッフにフルコントロール権限を与えてもそこまで問題がないからです。現在メインで使っているディスカッション掲示板では業務改訂や新規提案についての議論も日々活発に行われています。そういった場で他人の発言を編集することができる権限を全スタッフが持ってしまうと、当然ながら様々なトラブルが起きる可能性があります。
個人の発言がしっかりと守られるという前提があってこそ成立している場なので、それを崩すのはちょっとマズいわけですね。だから、引継案件だけを取り扱うアプリを別に設け、そこでだけ全スタッフに権限を与えるという選択が有効打になってくるわけです。もちろんデメリットもありますが。
列毎のアクセスコントロールができないのはちょっと予想外でした。わりと萎えてます。今までの奮闘はなんだったのかと。
ディスカッションからタスク管理にテンプレートを変えるので、当然UIも結構変わります。ぶっちゃけ他スタッフから賛同が得られればなんでもいいんですが、変化を嫌う風潮の中で賛同を得られるかどうかは本当に分かりません。
実はもう実装は終わっています。細かい列やUIの調整はまだですが、それは次シフトに入った時にゆっくりやろうと思います。
今日はもう疲れました。。。