デジタルな戯言

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これからのプログラミング

最近はどこの企業に行っても必ずPHPだとかRubyを書けるエンジニアがいて、もはやWeb業界とそれ以外の企業の垣根が無くなってきている。

というよりも、もはやWeb業界という概念が消えつつあるのかもしれない。このご時世に新規事業を立ち上げて、チームにエンジニアがいない企業なんて存在しないだろうし。

自分は元々総合職志望でプログラミングを生業にするつもりは全く無い。だが、何社かでインターンをしてみて(全部ITベンチャーだけど)もはや「プログラミングはエンジニアの仕事だ」という時代は終わりつつあるのだと痛感した。

 

 

某L社人事

「うちの会社は営業がコード書きますからね」

某W社人事

「うちの会社では考える人じゃなくて、作る人が偉いんですよ」

 

どこに行ってもこんな感じのことを言われてしまって、正直まともなコーディングなど一切できない自分は何も言えなかった。

 

だが確かによく考えてみると、自分が考えた企画を

「僕は考えたから作るのは任せたよ。イメージ通りのものできなかったら作りなおしてね。僕プログラミングとかよく分かんないけど」

というのは滅茶苦茶無責任な話である。

 

エンジニアの立場に立ってみればそれが如何に不愉快なことか容易に想像がつく。

 

だからせめて総合職でも基本の部分は押さえておいて、

「この仕様を実装しようとすると面倒なコード書かなきゃいけなくて大変かもしれないけど、お願いできないかな?」

くらいのことを言える知識を持っておけばエンジニアと総合職の信頼関係も数段跳ね上がると思うのだ。

 

自分も将来エンジニアとそういった理想の関係を築きたいし、社会全体としてもそれが当然という流れに向かっている。最近よく話題に取り上げられているのが元Facebook役員のこの発言だ。

Facebook元役員「プログラミングを学ぶのなら、生涯仕事に困らないことを私が保証しよう。」

 

これまで、企業のWebマーケターというポジションに就くためには、グーグルアナリティクスやインサイトを分析する力が必要なだけで、エンジニアの知識はほとんど必要ありませんでした。

しかし、現在ではEmailテンプレートやランニングページ、さらにはグーグルアナリティクスの一段階上の機能を持つHubspotなど、マーケターもプログラミングの知識を持っていないと成果を出すことが難しくなってきています。

 

これは本当にその通りだと思うし、自分としても下請けに頼まないと何もできないマーケターには絶対に仕事を任せたくない。

 

記事中でも言われているが、本当に近い将来プログラミングは英語と同じように誰もが必要とするスキルになるのではないだろうか。